そしてお上曰く、「スラロームでパイロンをひっかける、一本橋から落車すると言うのはやむを得ないが、検定でバランスコースでふらつきや転倒などがあるのはその教習生が未だ卒業検定を受けるレベルに達していないと言うことではないのか。」とかなりきびしく言われたらしい。
そう言われればうちもバランスコースでの転倒やふらつきはかなり多い。特に普通二輪の教習生にはその傾向が見られる。さすがに大型二輪の教習生はバランスコースでのふらつきや転倒などは滅多にないが、・・。
400Xに乗りながら大型二輪教習に通っていた時も確かに400と違ってあのでかくて重いバイクをうまく安定させるのはなかなか難しい。400Xでは何ということもなく安定して走らせることができるのだが、教習車のCB750 はなかなか安定して走ってくれないし、動きもよく言えば重厚、悪く言えば鈍重で思うようにならなかったのを覚えている。
たかが30キロか40キロほどの違いでこれほどまでにも違うものかと大型二輪の難しさに恐れ入った記憶がある。それもいつの間にかそれなりに動かせるようになり、今ではさらに重いCB1300をそれなりに操っている。
バイクは低速で安定させて走るのがなかなか難しい乗り物なのでお上の言うことも的を得ているだろうが、教習所は商売なのでまたその辺りもあまり引きずれない難しさがある。まあ僕も決してうまいとは言えないと思うが、それでも これまでに2万5千キロ以上もバイクで走ってきた。それで高速でも山坂道でも街中でも何とか普通には走れるようになった。
教習所は商売なので入校させる教習生の数が問題になる。それを回転よくさばいていかないといけない。お上は最終的には事故防止なのでできるだけレベルの高いライダーを育てることが第一だ。大体、僕のような素人ライダーが見ていても、「おいおい、大丈夫かよ」と言うレベルのものもいるのだからプロから見れば、「なんでこれで卒業なんだ」と言いたくもなるだろう。まあ、バイクも四輪も運転の腕もそうだが、安全は要するに一人一人の運転者の心構えなんだろうけどね。
民進党の前原誠司元外相は26日、党本部で記者会見し、党代表選(9月15日投開票)に出馬することを正式表明した。前原氏は立候補の理由について、「私も旧民主党政権が国民の落胆と失望を招いた戦犯の一人だ。深い反省に立ち、そのことを身に染みて分かっている人間が中心となり、政権を目指すべきだと考えた」と述べた。
前原氏は、次期衆院選における野党共闘について「次は政権選択の選挙であり、内政や外交、安全保障など考え方の違うところと組むのは野合だ」と述べ、基本政策の違う共産党との連携に否定的な考えを示した。「基本政策を民 進党がしっかりと打ち出し、協力のできるところ(政党)と協力するのが大事だ。初めから政党の数合わせを考えるなら、大局を見失う」とも述べた。
憲法改正問題については、「社会不安や閉塞(へいそく)感をどう取り除くかが最大の政治使命だ。憲法改正は最優先課題とは思っていない」と指摘。戦力不保持をうたう9条については「9条そのものが立憲主義の観点に立てば、最も不安定な条文だ」と述べ、改正が必要との考えを示した。
ただ前原氏は、「党内にも国内にもいろいろな考え方がある。9条こそが平和を守っていると考えている人もいる。その考え方は尊重したい」とも強調。「党内でしっかり議論し、たとえ代表であったとしても党内の議論の集約を尊重するのが私の考え方だ」と説明し、党内議論の結論に従う考えを示した。